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【ホームページ作成のヒント】エステ・サロン系ホームページにおすすめの色

2021年8月8日

ホームページを自分で作成する人もデザイナーに依頼する人も、ホームページを何色にすればいいかお悩みではないでしょうか?

エステ・サロン系のホームページカラーはどんな色が主流かを100件以上比較分析し、配色例とおすすめのカラーをご紹介します。

 

はじめに―調査方法―

全国47都道府県のエステサロンのホームページの色を無作為にピックアップして調査しました。

検索キーワード 【○○市(主に県庁所在地) プライベート エステ】

 

各都道府県上位表示から順に2~3件、個人サロン・自宅サロンに絞り、企業・団体のサロンは省いています。

ボディケア、フェイシャル、アロマケア、よもぎ蒸し、ブライダルエステなどを含み、メンズエステサロンは入っていません。

(メンズサロンは女性向けとは全く色が異なるため)

 

ホームページの色を判断した箇所は、トップページのヘッダーや背景色で、一番面積が多いメインカラーと言われるところを集計しました。

ホームページ全体のイメージを左右する重要な箇所です。

色として印象に残るけれど、小面積で使われている色は、サブカラーとして集計結果に反映していません。

以下、ホームページカラーと表記しているのは、メインカラーの部分を指します。

 

エステ・サロン系ホームページ使用色ランキング

全国106件中

1位   白 

2位 ピンク

3位 ベージュ

4位  緑 

4位  黒 

6位 黄色

6位  青 

8位 茶色

9位  赤 

9位  紫 

 

白が全体の35%を占める、第1位という結果になりました。

白の面積が多いのは当たり前だろうと思われるかもしれません。

今回、白としてカウントしたホームページは、文字部分が多くて白になったデザインではなく、純粋に背景色として白を使ったものを選んでいます。

 

ピンクやベージュも人気色で、集計数を増やせばベージュが2位になることも十分ありえます。

上位3色の色の印象と特徴については以下で詳しくご説明していきますね。

 

ホームページの色で人気の「白」は配色が自由

白は無彩色といって、色みを持たない色です。

そのためどんな色と組み合わせても失敗がない万能カラー

組み合わせる色によってイメージも自由に変えられますし、写真の邪魔にもなりません。

実際、写真の色やサブカラーを効果的に使ったデザインが多くありました。

 

白が人に与える印象は、クリア・清潔・心機一転など。

エステは人に触れる仕事ですので、清潔感第一の印象を与えるのに適しています。

ただし、白は人に緊張感を与える色。

組み合わせる色(サブカラー)によってどんな印象を付け加えるかを考えないといけません。

 

<配色例>

白とピンク 

一番多かった組み合わせです。

ピンクが加わると一気に女性らしく華やかで優しい印象のホームページになります。

 

白と青緑 

青緑(ミントグリーン)は爽やかな色。

白と組み合わせることで、より一層クリアで爽やかな印象になります。

アロマをお使いのサロンであれば、アロマを連想させることもできる配色です。

 

白とベージュ 

ベージュはおだやかさを感じる色で、白の冷たい印象を緩和させてくれます。

温もりを感じさせ、見る人をほっとさせてくれます。

 

白と金(ゴールド) 

金はリッチ・豊かさを表す色です。

白と金を組み合わせることで、上品な高級感をイメージさせます。

 

白と緑 

緑はベージュと同じくおだやかさを感じる色。

癒し・リラックス・自然の色ですので、サロン系に適した配色です。

白と組み合わせることで爽やかな印象になります。

 

白と赤 

赤は赤でも落ち着いたダークな赤。

大人の女性、バラの花が匂い立つような優雅な印象も与えられます。

アジアンテイストのサロンにも向いています。

 

他にも、白と青、白と水色、白と黒、白と紫(ラベンダー)など、どんな色とでも組み合わせ自由です。

サロンのテーマカラーがあればそれを組み合わせてもOK。

サロンの特徴に合った色を選んでみてください。

 

女性向け・美しさを表現するのにピッタリの「ピンク」

ピンクは、女性的・美しさ・癒し・幸福といった印象を与える色です。

美を扱う仕事に適した色。

ただし、ピンクのトーンによっては可愛らしすぎるイメージにもなりますので、オーナー様のキャラクターも加味して選んでください。

 

ピンクは色みの幅があり、黄みのピンク(サーモンピンクやコーラルピンク)と青みのピンク(ローズピンクやマゼンタピンク)によっても印象が変わってきます。

黄み青み

ホームページを拝見していると、黄みのピンクが主流でした。

配色例では黄みのピンクで展開しますね。

 

<配色例>

ピンクと濃いピンク 

ピンクがメインカラーのホームページの多くは、濃いピンクとの組み合わせが多かったです。

色みをそろえることで配色にまとまりが出て、失敗がありません。

ピンクのイメージが前面に出ますので、甘すぎる印象になるのが嫌なら写真の色やアクセントになる別の色を合わせてみましょう。

 

ピンクと茶色 

茶色は落ち着き・大人の色です。

可愛いピンクに茶色を合わせることで、グッと大人びた印象を与えることができます。

文字色としても読みやすく、ピンクと濃いピンクの配色の次に多く見た組み合わせです。

 

サロン系のホームページでは、上記2色が主な配色でそれ以外はほとんど見かけませんでした。

 

それ以外の配色例を挙げると

ピンクと黄色、ピンクと水色の配色は、可愛らしい印象がとても強く出ます。幼い印象に見えてしまうので注意が必要です。

ピンクと青、ピンクと緑の配色は、色みが大きく異なるので、配色センスやデザインセンスが問われます。

ピンクとダークな赤は、濃いピンクとの組み合わせに似ていますので、失敗は少ない配色です。

ピンクとライトグレーの配色は、上品で落ち着いた優しさを表現できますので、サロン系に向いているといえるでしょう。

 

ナチュラルな印象を与える「ベージュ」

ナチュラルを表現するのに一番ピッタリの色がベージュ。

緊張感を解き、リラックスさせる効果のある色です。

日本人の肌色にも近く、安心感も与えてくれます。

自然派、人の温もりをアピールしたいならベージュが最適です。

 

<配色例>

ベージュと茶色 

ベージュと茶色は同系色の組み合わせで、失敗のない配色です。

木と大地の色である茶色は、ナチュラルな印象をより一層強めてくれます。

茶色は老けた・枯れたといった印象もあって、美とは対極の色でもありますので、どのように美しさを表現するか検討が必要です。

 

ベージュと緑 

緑は緑でも、植物のグリーンを連想していただくと良いでしょう。

実際、葉っぱのデザインをあしらったり、観葉植物の写真が効果的に使われいました。

 

サロン系のベージュは、「ナチュラルで体にいいイメージ」が前面に出ます。

そのため、ナチュラルな色以外は組み合わせにくくなります。

配色のバリエーションとしては、あとはベージュと海を連想するターコイズブルーがいいかなといったところです。

 

その他のホームページ配色例

緑と茶色 

緑と白  

緑は、黄緑~青みがかった緑まで幅広い色みのホームページがありました。

茶色と組み合わせると、自然・落ち着きの印象

白と組み合わせると、爽やかな印象になります。

 

黒とグレー 

黒と金(ゴールド) 

黒は大人・高級感の印象を与えます。

黒とグレーはスタイリッシュな配色。ですが、敷居が高く感じる場合があります。

黒とゴールドはリッチでゴージャス、超高級なイメージを与えます。

価格帯が高めのサロンに向いています。

 

青と茶色 

青は、水色、濃い青、緑っぽい青など幅広い色みのホームページがありました。

どの青を使うかで印象はかなり変わってきます。

青と茶色の組み合わせは落ち着いた印象を与えます。

濃い青の場合、茶色と組み合わると全体が暗くなりすぎるので、白やライトグレーなど別の色と合わせましょう。

 

8位以下(茶色・赤・紫)の色の印象と特徴

茶色の印象と特徴

茶色は大人っぽさと落ち着きの印象を与える色。

自然・ナチュラルを謳うサロン向きです。

信頼を表す色でもあるので、お客様に安心して通っていただけるイメージも作れます。

 

 赤 の印象と特徴

ここでいう赤とは真っ赤な赤ではなくダークな赤を指します。

ワインレッドに近い色です。

白と赤の配色例で書いたように、ダークな赤は大人の女性向けの印象が強くなります。

赤に黒を足した色なので、高級感も出せます。

エスニック、アジアンテイストを表現しやすい色です。

 

 紫 の印象と特徴

ラベンダーのような明るい紫は、上品・優しさ・癒しの色。

ラベンダーの連想から、アロマサロンでも使える色です。

濃い紫は、高貴でミステリアスな色。

大人の隠れ家的サロンといったイメージも出せるでしょう。

 

エステ・サロン系ホームページのおすすめカラーとタブーカラー

おすすめカラー

エステ・サロン系ホームページの色は、明るく淡い色が好まれる傾向にあります。

色をグループ分けしたトーンという概念でみてみると、赤丸で囲ったゾーンです。

このトーン図の上部の色は明るく、左にいくほど色みの弱い色(低彩度といいます)になります。

明るく淡い色は色の刺激が弱く、人をリラックスさせたり優しい気持ちにさせてくれます。

この点が、癒しを提供するエステ・サロン系に適しているといえるでしょう。

 

サブカラーも色のパンチを強くしすぎず、明るく澄んだ色を組み合わせると、優しい印象を保てます。

 

黒や茶色やダークな赤は、上のトーン図でいうと下の方のゾーンになります。

大人女性・特別感・高級な印象を与えたいなら、おすすめのカラーです。

 

タブーカラー

タブーは、真っ赤、真っ青といった鮮やかなトーン

(トーン図でいうと一番右端の「v」と書いてあるトーン)

 

色の刺激が強く、全くリラックスできません。

1件だけ真っ赤をメインカラーにしたホームページを拝見しましたが、目がチカチカしますし、圧倒されて怖さすら感じました。

 

そして、一切出てこなかった色が「オレンジ」

オレンジは健康的な印象を与える色なのですが、整骨院や整体院に多く見られるため、美容のイメージから遠ざかってしまいます。

ベージュとオレンジ、茶色とオレンジのようにサブカラーとして使うならOKですが、メインカラーで使うならよく検討した上でご使用ください。

 

コンセプトとサロンイメージを明確にして色数を絞ろう

エステ・サロン系は白やピンクやベージュといった明るく淡い色が向いています。

明るく淡いトーンで考えられるなら、青、青緑、緑、黄色、紫など使える色は豊富にあります。

 

では、最終的にどうやって色を決めればいいかというと、サロンのコンセプトとサロンイメージを明確にすることです。

色を決定する前に、まず言語化することが必要です。

言語化することで、その言葉のイメージに合った色を選べるようになります。

 

ホームページのテンプレートを使って自作することもできますが、拝見していると配色にまとまりがないサイトを多く見受けました。

メインカラーをピンク、サブカラーを濃いピンクにするまでは良いのですが、スクロールしていくと、赤、緑、黄色が出てきて。

見た目の印象がバラバラになってしまい、サロンのイメージが掴めません。

結果、どんなお客様をターゲットにしているのかも分からなくなりました。

 

自作でも品よくターゲットに好感を持ってもらえる配色にするには、メインカラーとサブカラーを決め、メインカラーとかけ離れた色を使い過ぎないようにしましょう。

 

コンセプトやイメージに合った色を選び、配色まで決めきれない場合は、ホームページカラープランニングを承っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

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© 2021 カラー戦略アドバイザー 青柳彩子