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「赤」の色彩心理を徹底解説!性格からビジネスへの活用法まで

色は人に心理的なイメージを与えたり、生理的な反応を起こしたりします。色のイメージや感じ方から人の性格を推測することもできます。

色のイメージと人の心との関係を表す学問を色彩心理学といいます。

当記事では赤の色彩心理―赤のイメージや色の意味、赤の性格―についてご紹介していきます。

 

赤のキーワード

熱い、派手、エネルギー、生命力、目立つ、興奮、肉体的、情熱的、決断力、行動力、指導力、リーダーシップ、開拓力、スピード、パワフル、大胆、闘志、自信、負けず嫌い、危険、短気、怒り、自分勝手

 

赤の色名

紅色、臙脂、茜色、朱色、韓紅色、蘇芳、カーマイン、バーミリオン、スカーレット、ポピーレッド、マルーン、ターキーレッド

 

赤のイメージ

真っ赤な炎や太陽、血から連想されるように、熱くエネルギッシュで、生命の源を感じさせる赤。
ホルモンのアドレナリンに働きかけ、交感神経を刺激します。そのため、赤を見ると心拍数や脈拍数、呼吸数や発汗量も増え、人を興奮した状態にさせます。赤と青を比べると3℃ほど体感温度が高く感じるといいます。
赤は暖色系で波長が長く、遠くからでもよく見えることと、危険を表すイメージから安全標識等でサインの色として活用されています。

 

赤の基本的な性格

強み

とにかく決断と行動が早く、考える前に動いているような性格です。華やかさがあるので行動が目立ち、周囲の人を巻き込んでいくパワーがあります。ライバルがいると燃えるタイプで、闘争心から人一倍の力を出せます。情に厚く、頼ってくれる人を大切にします。

弱み

じっくりと腰を据えて考えることは苦手です。勢いだけで実行をして後のフォローをしないため、周りの人がフォローに入っていることがあります。じっとしていること、待つことも苦手ですぐにイライラしてしまいます。短気なためすぐに怒りを爆発し周囲を怖がらせます。

 

赤が気になるとき

行動したい

何か始めたい、何かしないといけないなど何か行動を起こそうと思ったときに気になります。赤は「動」のエネルギーの色。心の底からふつふつと湧き出てくる行動したい欲を表すのです。

決断しないといけない

決断を迫られているときにも気になる赤。決めてしまうのが怖くて躊躇しているのかもしれませんが、心の奥では決めないといけないことが分かっています。

イライラしている

怒りを表す色なので、イライラしているときにも赤が気になります。ただ、火に油を注ぐ色なので、気持ちを落ち着けたかったら赤を手に取るのは控えましょう。イライラを発散したかったら、体を動かすとすっきりします。赤の気分のときはエネルギーはため込まない方がいいですね。

 

ビジネスシーンで活かすには

決断と行動

仕事をする上で大切になってくるのが決断と行動です。その両方の力を発揮してくれるのが赤の魅力。即断即決、即行動が必要な状況なら、常に赤が目に入るようにしておきましょう。マウスやペンといった小さなもので構いません。

やる気を出す

気分が停滞している、何か突破口が欲しい。そんなときに勢いをつけてくれます。現実に行動を起こすエネルギーをもっているので、やる気になった気分だけで終わりにくいです。勝負のときに赤の下着をつけるというのも理にかなっていますね。

リーダーシップを発揮する

チームを引っぱってくれそう、はっきり主張をしそうというイメージを与える赤。求心力があって強いリーダーシップを発揮したいときに役立ちます。勢いと力で引っ張るイメージなので、チームメンバーをひとりひとり丁寧にフォローするリーダーとは異なります。

存在感を出す

人前に立つときや大勢の中で存在感を高めたいなら赤はインパクトがあります。といっても全身赤にする必要はありません。赤を派手(場合によっては下品)に感じる人もいますので、ネクタイのようにワンポイントで効かせてみましょう。

情熱を見せる

熱い想いを伝えたいとき、やる気をアピールしたいときにも赤は有効です。周りの人に情熱を見せたいなら、赤を身につけた方が効果的です。少々強引なアピールに見えることもあるので、赤で押してよい場面かを見極めて使いましょう。

 

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