パーソナルカラーのイエローベース（通称イエベ）は、紫が似合いにくいと思われています。イエベであっても紫が好きな人もいれば、紫の個性やエレガントさに憧れて着てみたいと思うことはありますよね。ご安心ください。イエベにも似合う紫はあります。
当記事ではパーソナルカラー別の似合う紫を解説していきますね。
イエベ春・イエベ秋が紫が似合わない理由
紫は赤と青を混ぜた色です。青が入っているため黄み感を感じる要素がなく、パーソナルカラー的には青みが強い色といえます。
イエべの人が青みの強い色を着ると、顔の血色が悪く見えたり、元気がないような不健康な印象になる傾向があります。また使い方を一歩間違うと、紫を着ることで品がなくいやらしい印象を与えることもあるのです。
そのため一般的に紫はブルーベース（通称ブルべ）の人が似合いやすい色といわれています。
ブルべが似合う紫・イエベが似合う紫の違い
絵の具や色鉛筆にある紫、青紫や赤紫もブルべが似合う色です。バイオレット・ロイヤルパープル・ラベンダーなどがそれに当たります。
対してイエベが似合う紫は、パンジーやぶどうの紫と表現したりします。色みは非常にピンポイントな色で、青みすぎず赤みすぎない紫を指します。
厳密な決まりはありませんが、参考までに色相環で表すならこの部分がイエベの紫です。
(色相環のしくみが分からなければ余計にややこしいかもしれません。よく分からなければスルーしてくださいね）
パーソナルカラーサマー：ブルべ夏が似合う紫
まずは似合う紫の種類が多いブルーベースから順にご紹介していきましょう。
サマーが似合う紫は、明るくソフトな色あいやグレイッシュな紫、そこそこ鮮やかで青みが強い紫まで幅広くバリエーションがあります。
人によってはピンクと感じるようなやや鮮やかな赤紫もサマーが似合う色。
色名ではラベンダー・ウィスタリア（藤色）・ローズワインなどがあります。
パーソナルカラーウィンター：ブルべ冬が似合う紫
ウィンターはサマーと比べると非常にはっきりと鮮やかな紫になります。
青紫・紫・赤紫と言われてイメージする色はウィンターと考えていいでしょう。
また、白に近いごく薄い紫（アイシーパープル）や暗い紫もウィンターの色です。
色名では、ロイヤルパープル・ヴァイオレット・マゼンタがあります。
マゼンタはマゼンタピンクと呼ばれることもあり、ピンクに分類される場合があります。色としては「赤紫」なので、紫のグループといっても間違いではありません。
パーソナルカラースプリング：イエベ春が似合う紫
スプリングの紫はパンジーやすみれの紫といわれます。
明るく鮮やかではっきりした色で、ウィンターほど青みが強くありません。
スプリングにピッタリの紫が見つけにくければ、濁り感（グレイッシュ）や暗すぎる色を避けてください。
スプリングの人であっても、サマーのラベンダーのような明るい色やウィンターの鮮やかな紫が似合う場合があります。色の明るさ、鮮やかさを基準に紫を選ぶといいでしょう。
パーソナルカラーオータム：イエベ秋が似合う紫
オータムの紫は、ぶどう（巨峰・デラウェア）の紫といわれています。暗めで少しくすみを感じるような色です。ワインのような深みのある紫を想像してもいいでしょう。
オータムにピッタリの紫が見つけにくければ、鮮やかな色や青みが強すぎる色を避けてください。
オータムの人であってもサマーのソフトでグレイッシュな紫や、ウィンターの濃い紫が似合う場合があります。色のくすみ具合や暗さが選ぶポイントになります。
4シーズン別紫を比較
シーズン別にサンプル色を挙げましたが、それぞれの色の違いがよく分からないかもしれませんね。最後に各シーズンの代表的な紫を並べて比較してみましょう。
並べてみると一番わかりやすいのがサマーの紫。明るくソフトな色あいです。
スプリングとウィンターを見比べてみると、ウィンターの方が青紫っぽい感じがしますね。
オータムはややくすんだ感じで暗めです。
パーソナルカラーがスプリングだと分かっていたとしても、必ずそのシーズンしか似合わないということはありません。似合う色の特徴（色み・明るさ・鮮やかさ）が分かっていれば他のシーズンでも選ぶことは可能です。
青み・赤み、明るさ・暗さ、鮮やか・ソフト、紫の特徴をつかんで選べるようになるといいですね。
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＜参考記事＞イエローベース・ブルーベースについて
