毎シーズンごとに様々なところで発表されているトレンドカラー。
トレンドは1色や2色ではありません。
自分は何色の流行色を着ればいいのか分からない
そんな方のために【2021年秋冬】パーソナルカラー別のトレンドカラーの選び方をご紹介します。
2021年秋冬のトレンドカラーの傾向
何年か続いているくすみカラーブームが今季も継続中。
にごりがあり、やわらかくおだやかな印象の色がトレンドカラーに揃っています。
出展元 オーケー化成株式会社「
色あい(色相)でいうと、オレンジ・緑・紫・赤が流行しています。
それぞれの色にバリエーションがあり、細かくみていくと以下の通りです。
オレンジ … 柿色、赤に近いオレンジ、茶色に近いオレンジ、レンガ色(テラコッタ)
緑 … 濃い緑、うすい緑(ピスタチオグリーン)、カーキ、モスグリーン、青緑
紫 … ラベンダー、グレイッシュパープル、鮮やかなパープル、ピンクのようなパープル
赤 … 朱赤、真っ赤、ボルドー、ワインレッド
くすみカラーが主流とはいえ、はっきりとした色、あざやかな色もあり、どんなパーソナルカラーの人でも似合う色が見つけられるときではないでしょうか。
スプリングの流行色の取り入れ方
明るくあざやかな色が得意なスプリングタイプ。
くすみカラーブームが続くと、似合う色を探すのに苦労していらっしゃるかもしれませんね。
2021年秋冬は、赤・オレンジ・グリーンが豊富ですので、スプリングに似合う色も見つけ出すことは可能です。
あざやかな赤、朱赤、オレンジはスプリングが得意とするところです。
ボトムスは顔映りに影響しにくいので、くすみカラーであるベージュやキャメルを合わせてもOK。
イエローベースのコーディネートができて配色に違和感がありませんよ。
オータムの流行色の取り入れ方
今シーズンはオータムタイプが選び放題!
やや暗め~暗めのくすんだ色が豊富ですので、トップス・ボトムス共に似合う色がとても探しやすいです。
柿色、レンガ色、キャメル、芥子色、ベージュ、カーキなどおすすめがたくさんあります。
シーズンによっては見つけにくい、オータムタイプに似合う青や紫もこの機会に探してみてはいかがでしょう。
ショップによっては青みの強い(ブルーベース)くすみカラーが揃っていることもありますので、その点はご注意くださいね。
サマーの流行色の取り入れ方
明るくソフトな色が得意なサマータイプ。
サマーは秋服が選びにくいと言われますが、今季はブルーベースで明るめのくすみカラーも充実している印象です。
くすみピンク、くすみブルー、くすみパープルなどにグレーを合わせると、サマーにぴったりの配色になります。
くすんだ青緑やラベンダーも似合う色ですのでおすすめ。
ピンクがかったベージュ(ピンクベージュ)やネイビーをカラフルな色とコーディネートしてもOKです。
ウィンターの流行色の取り入れ方
ダークでシャープなブルーベースが得意なウィンタータイプ。
スプリングと同じく、ここ数年は似合う色を探すのに苦労されているかもしれません。
ショップにもよりますが、ブルーベースが揃っている店もちらほらあるのが2021年秋冬。
トレンドカラーの濃い青緑、濃い紫、真っ赤はウィンターでも着こなせます。
鮮やかなピンク(マゼンタピンク・フューシャピンク)も見つけやすく、ウィンターこそ似合うコーディネートができますよ。
カラフルな色に黒を合わせるより、チャコールグレーやダークグレーなど暗めのグレーを合わせると今っぽくなります。
トレンドカラー以外の要素と全体の印象
今季は色以外の要素として、チェック柄がトレンドです。
チェックの色が入ることで生地の色は複雑になり、遠目で見た感じと近くで見た感じで色の見え方が変わってきます。
この柄が似合うのか?そんなところも服選びの基準になります。
チェック柄の流行のせいもあり、洋服全体の印象としてはややレトロな雰囲気です。
カジュアルな印象もあり、ビジネスシーンに合ったきれいめなファッションはぐんと減りました。
オンライン化の影響で、ビジネスファッションのニーズが減ったのかもしれませんね。
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※流行色の画像は、プラスチック用着色剤・機能剤メーカーのオーケー化成株式会社様からご承諾いただき掲載しております。
プラスチック用の色提案ではありますが、日本流行色協会(JAFCA)様発表の流行色を大変わかりやすくまとめてあります。
ファッション業界の色とも差がありませんので、当ブログではこちらを採用させていただいています。