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テーマカラーを決めるときに気をつけたい3つのこと

WEBサイトやロゴマーク、名刺などを作るときに、自分のテーマカラーを考えたことはありませんか?

ビジネスで使っていくなら、テーマカラーは自分を表すブランディングカラーとなります。

何となくで選ばずに、明確なコンセプトをたててから決めていきたいものです。

 

テーマカラーを決めるときに気をつけたいことは3つあります。

【1】好きな色で決めない

【2】色彩心理(色の意味)を絶対に外さない

【3】仕事内容と配色イメージを合わせる

順番に解説していきますね。

【1】好きな色で決めない

テーマカラーを決めるときに1番多いのが、好きな色を選んでしまうこと。

その色がものすごく好きで「この色が自分の色なんだー!」と力説できるなら、テーマカラーにしてもいいでしょう。

好きな色で決めてはいけないのはこんな人の場合。

「何色に決めたらいいか分からないし、とりあえず好きな色にしておこう」

これだけはやめてください!

 

なぜかという理由は『【2】色彩心理(色の意味)を絶対に外さない』にも繋がってきます。

好きな色がもつ意味(色彩心理)が本当にあなたを表す色になっているか?がむちゃくちゃ大事なのです。

 

【2】色彩心理(色の意味)を絶対に外さない

何度もいいますが、テーマカラーは自分を表すブランディングカラーです。

色がもつメッセージと自分が発信したいメッセージを揃えないと、言っていることとやっていることが違うっていう状態なわけです。

たとえばキユーピー株式会社のキャッチコピーを青紫にすると

 

愛は食卓にある

 

…愛を感じないですよね。なんかクール。

青紫は食卓にも不向きです。

 

キユーピーといえば、マヨネーズ色と赤がイメージカラーですので

愛は食卓にある

がしっくりきますし、赤は食べ物を喚起しやすい色です。

 

愛は食卓にある

愛は食卓にある

オレンジなら食卓を囲む楽しい家族団らんをイメージできますし、ピンクなら優しい愛を感じる食卓をイメージできます。

 

私はどんな思いで、どんな人に、どんなサービスを提供するのか

それをはっきり表現できる色を選んでくださいね。

 

【3】仕事内容と配色イメージを合わせる

テーマカラーは1色とは限りません。

何色かの色を使うときには、配色全体から感じるイメージにも注意しましょう。

 

仕事内容によって、多くの人が抱くイメージというのもあります。

税理士や会計士といった数字を扱う人のテーマカラーがキュートな配色だったら…

数字を任せて大丈夫かな?

ってちょっと心配になりませんか?

 

カウンセラーなど人に寄り添う仕事の人のテーマカラーがインパクトの強い配色だったら…

ちょっと怖そう。

相談してみようって思えないですよね。

 

ただ、この職業だからこの色がいいと断言できるものでもなく。

「数字に弱いママ起業家のための税相談」と謳えば、少々優しい配色でもOKになります。

独自性を発揮しながら、仕事内容から大幅にそれることのない色選びをしていけるといいですね。

 

テーマカラーで自分を語る

テーマカラーを好きな色で決めない、とはじめに述べましたが、仕事内容に合わせて嫌いな色をわざわざ選ぶ必要もありません。

自分の中でしっくり、他人からみてもピッタリな色を選びだしていきましょう。

 

コンセプトが反映されたテーマカラーは、たくさんの言葉を尽くさなくとも伝えたいメッセージを無言で発信してくれます。

テーマカラーが決まれば、自然に自分の言葉で自分を語れるようになっていきますよ。

 

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