ブログ 色彩心理

元気が出る色のとり入れ方

1都2府7県では緊急事態宣言が延長され、社会全体に活動自粛のムードが漂っていますね。

かつてない社会状況の中で、不安や心配でストレスを抱えている方もいらっしゃるでしょう。

色はやる気や元気を引き出してくれたり、癒しの力を発揮してくれます。

ご自分の「今」の気分にぴったりの色を味方につけてみませんか。

 

色彩心理で自分の心を操る

色は人の心・行動・生理機能に影響を与えています。

普段何気なく選ぶ色にその時の心の状態が反映しています。

逆にいえば、意識的に色を選ぶことで自分の心に働きかけ、思っている方向に気持ちを向けることもできるのです。

言葉は悪いかもしれませんが、一種の心理操作ですね。

 

「元気になる」といっても色によって切り口はさまざま。

どの色がいいか難しく考えすぎず直観で選んでみてください。

 赤  とてもエネルギッシュでパワフルなやる気を出してくれます。行動力や決断力を増し、活動を活発にします。
オレンジ 前向きで積極的な意欲を湧かせます。チャレンジ精神旺盛で困難なことにも取り組んでいけます。
黄色 明るく前向きな気分になります。喜びや笑顔を引き出し、未来への希望を見出してくれます。
 緑  癒しの力を発揮し、心の平安と安定に導きます。
 青  冷静に内観ができます。元気になる、やる気が出る一歩手前の思考の整理をしてくれます。
 紫  癒しの力を発揮し、ストレスや痛みを緩和させてくれます。周囲の情報に左右されない精神性を高めます。
ピンク 愛と喜びに満ちた感情を湧かせます。幸せホルモンに満たされることでストレスを軽減します。
茶色 心を安定させ、落ち着かせる作用があります。地に足をしっかりつけ、グラウンディングに適しています。
一旦リセットさせる、新たなスタートを切る色。強い意志をもって進んでいけます。
   弱った心や身体を守ります。不安や恐怖に打ち勝つ強さを備えています。

 

色を使って心の状態を把握したり、心のバランスを図るカラーセラピーという手法もあります。

セラピストのもとで、写真のようなカラーボトルを選んで色の読み解きをしていきます。

美しい彩りを眺めているだけでもほっとと心が和むんですよ。

 

元気が出る色の取り入れ方

眺めているだけでも心に作用する色ですが、より効果的に使うなら常に目につくように取り入れることをお勧めします。

 

お仕事まわりだったら、ペンケースやペン、ノートなどの文房具に取り入れるのが手軽でコストもあまりかかりません。

手帳、財布、名刺入れなど、よく使う小物でもいいでしょう。

ただし、あまり買い替えをしない物なので、その場の気分で購入するのは気が引ける方もいるかもしれませんね。

「しばらくこの色をお守り代わりにしよう!」と思って取り入れるといいですよ。

もちろん洋服で取り入れるのもOK。

洋服で着るには恥ずかしいなと思ったら、下着に取り入れたり、ネクタイやマフラーやストールなどの小面積で使ってみたり。

 

とにかくいつも自分の目に入るようにすることがコツです。

色は波長(電磁波)ですから、その波長の影響を常に受けるように意識を向けるのです。

 

別の角度からのアプローチ法

ここまでは、自分の心の状態にフォーカスして色選びをする話をしてきました。

心の状態とは別に、似合う色を身につけて元気をもらうという方法もあります。

 

似合う色を着ていると、顔色がよくなったりツヤがでたりと健康的で元気な顔に見えます。

元気がないときや落ち込んでいるときでも、鏡で自分の顔を見て「まだまだいける(表情だ)な」と思えると、勇気が湧いてきます。

「素敵だね」とか「似合ってるね」と人から褒められれば、落ちた気分もちょっとは救われますしね。

自分の心をうまくコントロールするという意味では、外側からのアプローチもありなんですよ。

 

色が全てを解決すると思わないこと。でも影響力を信じること

元気を出したいということは、何かしら元気が出ない原因があるはずです。

根本原因を無視して色の効果に救いをもとめても、何の解決にもなりません。

大きな原因があるなら、今一度そこを見つめ直し、しかるべき対処を取ることが最善です。

その上で色を補助的な役割としてお守り代わりに取り入れてみましょう。

 

「この色が絶対元気をくれる!」と過信しすぎるでもなく、かといって「色で元気なんか出ない」とはなっから疑いを持つのでもなく。

「この色からパワーをもらうぞ!」と素直な気持ちで使うことが大切です。

無意識のうちに色の波長が心を動かしてくれますから。

色はいつもあなたの味方です。

今一番気になる色を、意識して取り入れてくださいね。

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