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オンライン講師の見え方・服の色で気をつけたい3つのポイント

オンラインでのセミナーや研修が定着して久しくなりました。

オンライン映え、オンラインファッションといった言葉は、以前ほど話題に上らなくなっています。

では、オンライン映えは当たり前になったのでしょうか?

オンライン慣れした人たちは、画面に映る姿を見慣れてしまったのかもしれません。

慣れるのは良いとして、時々オンライン講師やZoomホストで残念な見え方になっている人を見かけます。

主催者(講師・ホスト)は、ある程度「映え」を意識した方がいいと筆者は考えます。

 

なぜオンライン講師に「映え」が必要なのか

「映える」とはひときわ目立って美しい様を指す言葉ですが、オンライン講師やホストが美しくないといけない、という意味ではありません。

 

参加者に埋もれて誰が講師か分からない

そんな状態を避けるために、ある程度の映えが必要なのです。

参加人数が多ければ多いほど、誰が講師か一目で分かる方が参加者のストレスが減ります。

 

講師の顔が大映しになった時は顕著で、やはり見栄えがいい方が、見ている側も気持ちよくお話が聴けることはないですか?

しつこいようですが、綺麗とか格好いいが良いのではなく、「見やすく画面映りがいい」のがポイントです。

 

画面映りのよさに関わってくるのが、

1.明るさ―明度―

2.鮮やかさー彩度―

3.パーソナルカラーー似合う色―

の3点です。

見え方に関わる重要度順にお話していきましょう。

 

1.明るさ―明度―

オンラインの見え方を一番左右するのは、光、明るさです。

どんなに綺麗な洋服を着ようとも、明るさがなければ全く意味がありません。

講師、話し手の画面が暗いと、人は一生懸命見ようとします。

それが余計な神経をすり減らし、話の内容に集中できません。

 

また、明暗も色の一種。色の心理的な影響があります。

画面が明るいと映っている人も明るい人に見えますし、画面が暗いと陰気に感じてしまいます。

明るい雰囲気の講師か暗い雰囲気の講師か…どちらの話を聞きたいかといったら、前者と答える人の方が多いでしょう。

 

せっかくマスクもなく顔が全部出せるのですから、照明を明るくして顔がはっきり見えるように。

これはオンライン講師に限らず、参加者もそうですし、オンラインミーティングやオンライン面接でも明るさには気をつけたいものです。

 

2.鮮やかさ―彩度―

画面の明るさが調整できたら、着ている服の色にも気をつけましょう。

オンライン上では、うすい色より鮮やかな色の方が見映えがいいのは一目瞭然です。

 

鮮やかな色は視認性(目で見たときの確認のしやすさ)が高いので、注目を集めやすくなります。

オンラインセミナーで100名参加者がいたとしても、鮮やかな色を着ている人は10人いるかいないかです。(ファッション関係は別として)

そのため鮮やかな色を着るだけで自然と目立ちます。

 

鮮やかな色がいいからといって、真っ赤や蛍光の黄色など派手な色を着ましょうということではありません。

はっきりした色みであるなら、ダークレッドやダークグリーンなど落ち着いた色でもOK。

黒でも映える人なら、十分に講師らしい雰囲気が出せます。

ここで問題になってくるのが、「3.パーソナルカラー」

似合う色を考慮してこそ、鮮やかな色が映えるのです。

 

3.パーソナルカラー―似合う色―

パーソナルカラーがなぜ大事かというと、顔色や見た目の雰囲気に大きく影響を与えるから。

顔が大きく映るオンラインでは、色の影響がダイレクトです。

鮮やかな色を着ると、余計に色の良し悪しが出てしまいます。

 

たとえば赤の洋服の場合、黄みがかった朱赤を着るか青みがかったローズレッドを着るかで顔色が大きく変わります。

黄みががかった色(イエローベース)が似合うと、血色がよくいきいきとした印象になりますが、似合わないと暑苦しく派手な印象だけが残ります。

青みがかった色(ブルーベース)が似合うと、肌に透明感が増し、すっきりした印象になりますが、似合わないと青白く病的に見えてしまいます。

 

どんな鮮やかさが似合うかは、人それぞれです。

似合う鮮やかな色を着ることで、一段と見映えがし講師らしい華やかさが演出できますよ。

 

スーツ着用が避けられないなら

仕事によってはオンラインでもスーツやジャケットを羽織る場合もありますよね。

黒やネイビーなどダークな色を着用する際は、とにかく「光」を大切に。

女優ライトのように光を当てすぎるのはいただけませんが、顔が明るく・服装がダークで明暗のコントラストがつくと、画面上で際立ちます。

 

もしインナーに鮮やかな色を着用できそうなら色物を着てみるのもアリ。

色物のインナーがなければ、スカーフを合わせて顔回りに色をプラスする方法もあります。

スカーフを巻く人もそう多くありませんので、巻くだけできちんとした講師感が出ますよ。

 

オンライン講師は参加者との違いを出す

オンライン講師は2次元の画面上で、参加者に目と心を向けてもらう工夫が必要です。

工夫といっても話し方などスキルを磨くのは難易度高めですが、見た目を気遣うのはさほど難しくありません。

手っ取り早く参加者との違いを出せる3つのポイントを押さえてみてくださいね。

 

セミナーでスライドを使うにしても、開始と終了時に必ず講師は顔を出すはずです。

その数分で参加者の心をつかむために、見た目の演出が鍵を握っていますよ。

 

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