似合う色(パーソナルカラー)はどうやって使うか
似合う色は顔うつりを良くします。
ようは顔への影響が強いので、顔周りに似合う色をもってくるのが一般的。
スーツ、ジャケット、シャツなどのトップの服
ネクタイ、スカーフ、ストール、マフラー、ピアスやネックレスなどのアクセサリーといった小物類
顔の近くに似合う色があると、印象が一気に明るくなり、華やかさがプラスされます。
メイクもパーソナルカラーを使うと良いのですが、肌の色がベースにあるのでパーソナルカラーのみでメイクをしても映えない場合があり、個人的にはパーソナルカラーに限定しすぎなくてもいいと思っています。
パーソナルカラー診断を受けてショック!似合わない色はどうする?
似合う色が好きな色だったらとても嬉しい。
けれど、似合う色と色の好みは必ずしも一致しません。
パーソナルカラー診断は、顔と色の調和を客観的にみたもの。
好きな色、嫌いな色は人の主観、色彩心理の話になります。
好きな色なのに似合わないと知ってショックを受ける人多いんですよ。
(私も経験あり)
客観的事実として似合う・似合わないを受け止めてほしいですが、自分の好みを否定しないで!
似合わなくても好きなら着ればいいのです!
似合わない色を着る場合、顔から遠いところに使えば問題ありません。
パンツやスカート、靴や鞄などです。
似合わないけれど好きな色をトップに着る場合でも、「似合わない理由」が分かっていればカバーする方法はいくらでもあります。
パーソナルカラー診断後に、ワードローブを見ながらカラーコーディネートのアドバイスを必ずしていますのでご安心ください。
服の素材や形によっては、意外と似合うということだってあります。
決してお手持ちの服を無駄にしないでくださいね。
見逃せない色と心の関係
好きな色というのは、その人のパーソナリティや精神状態を反映しています。
色の波長と気持ちが一致しているから心地いい=好きという感情が起こっています。
人と人の関係でも気が合うことを「波長が合う」っていいますよね。
似合う・似合わないに関わらず、好きな色が心を快適な状態にしてくれるのなら取り入れましょう。
色の意味・色彩心理を解読してみたら、自分の目標を表していたりするので目標達成のために取り入れるのもあり。
(これから積極的に動いていこう!と決めた人は赤が気になることよくあります)
そして、人からの見え方も大事なポイントです。
どんなに似合う色であっても、リーダーシップを発揮したいのに優しいパステルカラーでは人はついていきません。
情熱や熱意をアピールしたいのに、寒色系では想いは伝わりません。
時と場合に合わせて似合う色と色彩心理の効果を掛け合わて使っていかないといけないのです。
それを上手にできている人が、自己演出上手な人なのです。
「似合う色」も「好きな色」も場面に応じて取り入れよう
似合う色は印象を良くしたいときに使う
好きな色は気分をよくしたいときに使う
目線を人に向けるのか、自分に向けるのかの違いです。
ビジネスシーンでは人に向ける方が多くなるかもしれませんね。
似合うも好きもひっくるめて、色が発信するメッセージを効果的に使ってブランディングを確立していく。
それがカラーコンサルティングです。
パーソナルカラーに縛られ過ぎず、TPOに応じた色づかいをしていきましょう。