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カラー戦略 ブログ 色彩心理

なんとなく好きな色を「自分の色」に決めていませんか?

SNSが普及し、誰もが自分の世界観を表現できるようになりました。

自分でビジネスをされている方なら、SNSに加えてホームページやチラシなども自分を発信する大切なツール。

丁寧に中身(文章)を作り込んで、色はなんとなくで選んでいないでしょうか?

もしかしたら好きな色にこだわっていませんか?

今回は「らしさ」を表現する色選びについてみていきましょう。

 

好きな色は今の精神状態の表れでビジョンを表すものではない

好きな色はずーっと変わらないこともあれば、定期的に変化することもあります。

今の心理状態にマッチする色に自然と惹かれていくのが色彩心理です。

私は話のきっかけに好きな色をお聞きして、その色の意味(性格)をお伝えすることがあります。

そうすると「あ~合ってるなあ」と言われることがほとんど。

好きな色がその人の性格を表している率は非常に高いです。

 

ならば好きな色を使えば自分らしさがでるのでは?と思われるかもしれませんが、カラーブランディングやカラーマーケティングの視点でみるとそれは違います。

それはあなたというブランドを表現する色なのでしょうか?

あなたがその色で発信してターゲットに響くのでしょうか?

 

あなたらしさを全面に出していくというのは、「世の中をこうしていきたい」とか「こんな人の役に立ちたい」とかビジョンを自分の言葉や行動で表現してくこと。

ビジョンに合った色を使ってはじめて、あなたらしい色が表現できるのです。

 

なんとなくイメージで選んで失敗した経験

好きな色も分からないし、そもそも何色を選んだらいいのか分からない。

そんな方も多いでしょう。

この場合やりがちなのが「この職業は〇色」とか「女性だから〇色」というイメージで色選びをすること。

 

こんなことを書いている私ですが、パーソナルカラー診断の駆け出しだった頃、あるお店でチラシを置かせていただけることになり自分でチラシを作ったことがありました。

色の意味が分かっているからこそ、「パーソナルカラーで美しくなってもらいたい」という気持ちで「綺麗や美」のメッセージがあるピンクを選んで作ったんです。

 

けれどそのチラシを見た友達がバッサリ一言。

「全然彩ちゃんらしくない!!ピンクじゃないでしょ~!」って。

えええ~!?すごく自分なりに考えて作ったのに~!

 

今思えば、パーソナルカラー=美=ピンクという先入観だけで色を決めていました。

ピンクは好きな色でしたし、良いと思って作ったわけですが、ビジネスで大切なことがすっぽり抜けていますよね。

ビジョンもなければコンセプトもなし。

どんな人を綺麗にしたいか?というペルソナさえ決まっていませんでした。

 

色を決める前にコンセプトありき

ホームページでもチラシでもその他色がつくもの全てにおいて、まず色を決める前に「コンセプト」が何かを明確にしておかなければいけません。

コンセプトから外れた色を使っては、伝えたい想いが何一つ伝わらない!

たとえば『お客様に寄り添った○○』と謳っているのに、鮮やかな色使いのWEBサイトを作っては寄り添い感は全く出ません。

 

また私の例で恐縮ですが、現行のホームページの色は、私の想い・目指したいこと・お越しいただきたいお客様、全部ひっくるめて私らしい色に絞って決めています。(色選定にはカラーのプロのご意見もいただきました)

 

デザイナーさんには打ち合わせの後決まった色をお伝えするだけ。1回でイメージ通りのデザインに仕上げてくださいました。

人にも伝えやすくブレない発信ができる色使い。

コンセプトがしっかり決まっていたのでスムーズにできました。

 

まずはコンセプトありき。

それがはっきりしているとイメージに合った色がすぐに選べますし、自分らしさを表現できる色が見つけられるのです。

 

自分の色や自分のテーマカラーを決めるというのは、ビジネスの根幹を振り返るよい機会です。

1人で決めるのは意外と難しいので、自分の色が分からないなと思われましたらお気軽にご相談くださいね。

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© 2021 カラー戦略アドバイザー 青柳彩子