似合う色を知りたいと思ってネットで検索すると、パーソナルカラー診断ができる所・人がたくさん出てきます。
しかも人によって「〇タイプ診断」というように診断方法も違う。
一体どこで診断してもらったらいいの!?
どのパーソナルカラー診断が当たるの?
と迷う前に、まず知っていただきたいことをお話しますね。
パーソナルカラー診断方法は違えど結果は同じ
パーソナルカラー診断は、その人自身が一番輝く色を導き出すもの。
4タイプ分類、8タイプ分類、16タイプ分類など診断結果の分類法はさまざまあります。
パーソナルカラーって大きく分ければ「イエローベース」と「ブルーベース」の2分類が大前提。
ベースカラーを元に「スプリング(春)」「サマー(夏)」「オータム(秋)」「ウィンター(冬)」の4つの季節に分けるのが一番メジャーな考え方です。
(大体は4つをより細かく分けてタイプの数が増えていきます)
どんな診断方法であれ、その人の「似合う基準」は同じ。
細かい分類の方がより詳しそうでも、最終的にカラーリストがお伝えするポイントは変わりません。
パーソナルカラー難民を出したくない
とは言ってもですよ。
パーソナルカラー診断の結果は、カラーリストによってまちまちなのも事実。
私も自分が診断できるようになる前、3回以上パーソナルカラー診断を受けました。
なぜかというと診断結果がバラバラだったから。
「サマー」とも「オータム」とも「ウィンター」とも言われて。
結局私に似合う色はどれやねん!!?状態。
「パーソナルカラー難民」でした。
だから自分が診断技術を学ぶときも、誰からどんな診断方法を学ぶか?随分と悩みました。
納得のいかない診断結果のところでは学びたくないし、お客様に納得いただける診断をできるようになりたい。
結局2か所でパーソナルカラー診断法を学びましたが、それは自分の技術により確信を持ちたかったから。
2か所の技術を知ってやっと、「お客様へお伝えする『似合う基準』はどこでも同じ」ということが体感として分かったんです。
今でも正直言うと100%自分の診断結果は正しいって言いきれません。
あれ?どうかな?と判断に困ることもあります。
全然違う結果をお伝えするようなことはありませんが、細かいところでは他の人の意見も聞いてみたいなって思うことがあるんですよ。
とにかく私のようなパーソナルカラー難民は出さない!
それを心して診断しています。
似合う色に縛られないで
最後にもうひとつ絶対に知っておいていただきたいこと。
診断結果に囚われないで!!
似合う色以外は着てはいけない
似合う色以外を選べない
せっかく診断を受けてもこんな状態になっては本末転倒です。
パーソナルカラー診断は、あなたの似合う基準を知るためのもの。
基準が分かれば、どんな色でも似合う方へコーディネートしていけます。
そもそも、似合う似合わない関係なく自分が好きと思う色を着ればいいのです。
色彩心理の観点から言うと「好き」という気持ちはその色と波長が合っている状態。
自分が心地よく快適になれるのが1番です。
似合う、似合わないの基準を知った上で、シチュエーションによって戦略的に使い分けしてください。
まとめ
今日はちょっと赤裸々に業界の事情と私の正直なところをお伝えしました。
あえて書いたのは、これ以上パーソナルカラー難民を増やしたくないからです。
誤解してほしくないのは、経験値が多いカラーリストだからいいでもなく、経験値が浅いカラーリストでも、正しく診断できる目をもっている方はいらっしゃいます。
どこで、だれに診断してもらうか?ご自身との相性を直感で選んでみてください。
最後にもう一度。
本来ならばどんなカラーリストがどんな方法で診断しても、結果は同じ(…はず)。
結果が何であれ、似合う色に囚われ過ぎず、自由に色選びを楽しむこと。
パーソナルカラーは、あなたのファッションの選択肢を広げるためにあるものですからね^^