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パーソナルカラーでマウントを取る人の心理とは

「ブルべマウント」という言葉をお聞きになったことはありますか?

肌の色が白いから…

パーソナルカラーの診断結果がウィンターだから…

それだけのことでマウントを取るということが起こっています。

 

本来、パーソナルカラーに優劣はありません。

パーソナルカラー診断を生業にしている者として、誤った解釈がひとり歩きしている事実に怖さを感じています。

パーソナルカラーによって嫌な思いをする人が減ることを願い、当記事で正しいパーソナルカラー理論と色彩心理の解釈をお伝えしていきます。

 

パーソナルカラーマウントとは

まずはじめに、パーソナルカラーのマウントについて簡単にご説明しましょう。

マウントの主流は、「ブルべマウント」「ブルべ冬マウント」という言葉です。

ブルべとはブルーベースのこと。

 

パーソナルカラーの基本は

黄みを感じる色のグループ:イエローベース

青みを感じる色のグループ:ブルーベース

で色を分類します。

イエローベースとブルーベースそれぞれを2分割し、合計4つのシーズンを当てはめて似合う色を分析するのがパーソナルカラーです。

サマーとウィンタータイプがブルーベースになります。

 

ブルーベース(ブルべ)・ウィンターが良いと思っている人が、他のタイプにマウントを取るのが「ブルべマウント」や「ブルべ冬マウント」。

言われた方は、容姿をバカにされたようで心がざわざわ。

「ブルべ冬 マウント うざい」そんな声がネット上にも溢れています。

 

ブルーベース最大の誤解

マウントが起こる理由のひとつは、パーソナルカラーの間違った解釈が広まってしまったからです。

その解釈とは、「ブルーベースの人は肌が白い・イエローベースの人は肌が黒い」という考え。

これは大きな誤解です!

肌の色でパーソナルカラーは決まりません!!

ブルーベースが似合う色黒の人もいますし、イエローベースが似合う色白の人もいます。

診断時に肌の色はチェックしますが、あくまで見極めのための参考であって、診断結果を決めるものではありません。

(肌の色でタイプがわかるなら、診断いりませんしね)

 

ならどうして「肌の色=パーソナルカラー」という考えが広まったのか。

それは、さまざまなメディアでパーソナルカラーの説明がそうなっているからです。

もはや肌の色で4つのシーズンを説明するのが主流になっています。

セルフ診断でも必ず肌の色みを問う質問があり、「肌が白い、肌がピンクっぽい→ブルーベース」「肌が黒い、肌が黄みがかっている→イエローベース」の図式が出来上がっています。

これでは勘違いが起こっても仕方ありませんよね。

 

根強い色白信仰

2000年初頭から急激に美白ブームになりました。

とくに女性は肌が白いほど美肌と捉える傾向にあり、市場も美白の追求に熱心ですよね。

「ブルーベース=色白」の認識が広まることで、「ブルーベース=美しい」の誤認まで広まってしまいました。

美白であることに価値を置くごくごく一部の人が、イエローベースの人にマウントを取りたくなるのでしょう。

日本社会がここまで色白信仰が強くなければ、ブルべマウントも出てこなかったはずです。

 

色の好みに隠れた虚栄心

ここからは色彩心理の観点からマウントを取る人をみていきますね。

ブルべ冬(ウィンタータイプ)は、鮮やかで濃くはっきりした色が豊富なグループです。

マウントを取るということは、この色が似合って嬉しい、自分の好みだったと考えられるでしょう。

ウィンターのような鮮やかな色を好む人は、性格もはっきりしていて、発言力が大きい傾向にあります。

そして裏願望として、目立ちたい、上に立ちたい、見栄を張りたいという欲が隠れているのです。

見栄っ張りな人は、日常会話でスルッとマウントを取りがち。

いろいろとパンチが強いタイプなので、マウントを取られた方は言い返せずモヤモヤを抱える羽目に。

 

でも実は、モヤモヤする側にも理由があるとも考えられます。

ブルーベース(サマー・ウィンター)に憧れがあるのではないでしょうか。

イエローベース(スプリング・オータム)が似合うことを心から喜んでいれば、マウントに心底腹が立ちませんよね。

(マウントされることは嫌ですけれど)

もしブルーベースの色が好きならば、どんなところが好きなのか。

涼やかで清楚な雰囲気が好き、クールでかっこいいのが好きなど、自分の願望を知るヒントになります。

色を通して本心が透けて見えると、マウントに対しても自分の感情に対しても冷静に対応できるようになっていきますよ。

 

マウントを取る3つの心理背景

パーソナルカラーでマウントを取る心理には、

パーソナルカラーの誤解

美白信仰

色のイメージに対する憧れ

が大きな要因になっています。

 

4シーズン(スプリング・サマー・オータム・ウィンター)に優劣はありません。

けれど、色は個々人の好みや感情が入ってしまうため、「いい」「悪い」で判断しがちです。

たとえ自分のパーソナルカラーがいいと思っていても、他のタイプにマウントを取るなんてナンセンス。

パーソナルカラーは似合う色を知るための単なるものさし。

どう扱うかは個人の自由であって、ファッションの制限をかけることも、人を貶めるものでもありません。

 

パーソナルカラーによって不毛な争いや不要な感情を抱く人が増えませんように。

心から願うばかりです。

 

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© 2022 カラー戦略アドバイザー 青柳彩子