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【ホームページ制作のヒント】コーチング・コーチのためのおすすめホームページカラー

新しいマネジメントスタイルとして注目されているコーチング。

ビジネスやスポーツ、親子関係に至るまで、多種多様なコーチングのプロ・コーチが誕生しています。

今後ますますニーズが高まると予想されますが、その分コーチひとりひとりの特性が重要視されることでしょう。

コーチの存在をアピールするひとつとしてホームページがあります。コーチらしい色とは?他のコーチと差別化した色は?ホームページ制作の際に重要な意味をもつ「色」の選定について解説していきます。

 

全国のコーチのホームページ使用色ランキング

47都道府県のコーチを無作為にピックアップしホームページの色を集計しました。

コーチ斡旋サイトを除き、ビジネスに特化した個人コーチのホームページのみの結果です。

(サイトを開いて一番目についた色(主に背景色)をホームページカラーと判断しています。)

1位 ブルー系
2位 グレー
3位 ネイビー
4位 グリーン系
5位 ベージュ
5位 ピンク系
7位 オレンジ
8位 

ブルー系は全体の中の34%を占め、3位のネイビー12%と合わせると46%になります。
全体の半数近くが青の色相という結果でした。

 

ランキングから見えてくる現状

結果だけみると「青人気」と言えますが、ホームページを見ていると明らかな傾向がありました。

それはライトカラーが大半だったということです。

集計結果1位のブルー系というのは、真っ青の他に、ブライトな明るいブルーや淡いペールブルーが含まれます。

グレーもダークなグレーよりライトグレーが半数以上、グリーンもベージュもライトカラーが多く見受けられました。

コーチング業界のイメージカラーで定まったものは無さそうですので、たまたまなのか何となくライトカラーのイメージが良さそうと判断されたのか、制作時の意図はホームページを見るだけでは伝わってきませんでした。

 

人気色の色の意味

ライトカラーが選ばれた意図は分からないものの、ブランディングとして間違いではありません。

コーチはクライアントの中から答えを引き出す存在です。クライアントにとっては胸の内をさらけだすことになりますので、コーチとの信頼関係がなければコーチングは成り立ちません。

 

ライトカラーは「寄り添い、優しさ、安心感」を与える色。

不安感を和らげ課題を一緒に見つけていきましょう、と伴走するイメージを与えてくれます。

ブルーでもグレーでもベージュでも、「淡いトーン」であれば共通のメッセージを発信します。

 

人気ナンバーワンのブルー系は、ライトカラーとは少し色の意味が異なります。

「誠実、信頼感」のイメージが強くなり、ややクールできちんとした印象です。

 

優しさと安心感を与えるライトカラー

しっかり頼れる信用が安心に繋がるブルー

どちらも言葉でいえば同じ「安心」ですが、見た目の色のイメージはかなり変わりますよね。

このように言葉でいちいち示さなくても、色を見せるだけで狙ったイメージを発信できるのが色の特性です。

 

コーチのタブーカラー

「寄り添い、信頼、安心」が重要キーワードと考えると、逆のイメージになる色がタブーになるでしょう。

・決断や結果を急かす、怒りの色でもある赤

・おちゃらけたイメージが強いビビッドな黄色

・ミステリアスなイメージの紫

・恐怖心をあおる黒

・コーチ自身が輝いてみえるような色(ゴールド、華やかな配色など)

以上のような色はクライアントから敬遠されそうです。

 

ただ上記の色が絶対ダメだと断言はできません。

明確なコンセプトとブランディングが確立していれば、赤や黒で頼りになるイメージを出したり、黄色で親しみ感を演出することも可能です。

調べた中では少数でしたが、黒や明るいトーンの紫を使用したホームページがありました。それはそれで違和感がなかったのは確かです。

 

差別化を図るなら

ここまで読んで人気色とタブーカラーは分かった、でもそれ以外の色を使いたいと思う人もいらっしゃることでしょう。

人気色をPCCSトーン図でマッピングしてみると以下のようになります。

(トーン図とは縦軸を明るさ、横軸を鮮やかさの基準で色をグループ化して配置したものです)

図の上部にあるp(ペール)トーンやlt(ライトトーン)が人気色です。

色の差別化を考えるなら、人気のトーン以外のトーンを選べばいいのです。

たとえばトーン表の下の方、dp(ディープ)トーンやdk(ダーク)トーンは使用率が低く狙い目かもしれません。dpトーンやdkトーンは黒が混じった暗めのトーンです。黒が入ることでライトカラーにはない落ち着きと信頼感を与えます。黒は高級感を表す色のため、暗めのトーンはやや敷居を高く感じさせるところが注意点です。

 

それ以外にも、ライトカラーのゾーンより少し下の、sf(ソフト)トーンやltg(ライトグレイッシュ)トーンもおすすめです。これらはグレーが混じった穏やかな色あいのトーンです。ライトカラーの印象にも近く、より安心と安らぎのイメージを出すことができます。

トーンそれぞれにも色の意味とメッセージがありますので、ご自身がどんなイメージ発信をしたいかでトーンを決めていきましょう。

 

ビジネスコーチング以外のコーチングについて

本記事ではビジネスコーチングに注目してカラー分析を行いました。コーチングには他にも、子育てコーチング・マザーズコーチング・スポーツコーチング・ヘルスコーチング・ファイナンシャルコーチングといった分野があります。

ビジネスコーチング以外のコーチもライトカラーは使えますが、子育てやママをイメージできる色、健康に適した色、ファイナンシャルに特化した色を考えていくと、また別のふさわしい色が見つかります。

よくある例としては、子ども・ママ向けはピンク。スポーツは青。ファイナンシャルは黄色や茶色といったところでしょうか。分野のイメージを大きく外すことなく、オリジナルの配色を考え出すのも色選びの醍醐味です。

 

まとめ

「コーチング」と聞いてイメージする色は人それぞれです。「この色」という固定的なイメージがない分、ホームページを作るときの色選択の幅は広がります。

タブーになりそうな色に気をつけて、コーチ自身の人柄とサービス内容が全面に伝わる色を考えていけるといいですね。

 

私どもcoloRing officeでは、お客様の想いやコンセプトにそったカラー選定を行っております。初回無料でご相談を承っておりますので、WEBサイトやロゴカラーの色決めにお困りでしたらぜひ一度ご相談ください。

 

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