選挙カラーを専門家に決めてもらう必要はある?

「選挙カラー決めをわざわざ色の専門家に依頼する必要はある?」
そう思われても不思議ではありません。
色は自分でも決められますし、デザイナーに考えてもらうこともできます。
しかし、「他の候補者と違う色でいこう」「青のイメージがいいかな」と感覚で選んでいいものではないのです。
なぜなら選挙カラーは単なる見た目のデザインの話ではなく、その人のイメージを大きく左右する要素だからです。
選挙カラーはその人のパーソナリティとイメージ、政策内容を総合して色に落とし込むべきだと私は考えています。
なぜ私は「選挙カラーをきちんと決めることが必要だ」と考えているのか
候補者がいつ・どこで有権者に判断されているかというと、多くの場合はポスター(や看板)を見た瞬間です。
候補者の政策を知る前に、候補者の名前さえ知らない状態で、視覚から「どんな人なのか」を感じ取ってしまいます。
もしもポスターの色が、候補者自身のイメージや訴えたい政策内容と合っていなければ、無意識のうちに有権者は違和感を抱きます。
その違和感は本当に小さくて、言語化するようなものではないかもしれません。
けれど、「なんとなく違う」は脳に刻み込まれてしまうのです。
また、政策の軸がまだ整理されていないままなんとなくのイメージで色を選んでしまうと、デザインがブレたり、伝える言葉が定まらなかったり、候補者自身も「何を一番伝えたいのか」がはっきりしないまま選挙を進めることになります。
選挙で軸となるテーマカラーをきちんと整理することで、
「何を中心に訴えるのか」
「どんなイメージで見られたいのか」
を言葉にできるようになり、より一層選挙への決意が固まっていきます。
その結果、ポスターや看板、チラシ、SNSなどのイメージが統一され、秘書やデザイナーなど候補者を支える周囲の人たちとも共通認識を持って動けるようになります。
私が選挙カラーを必要だと考えるのは、候補者の想いと政策を整理し、一貫したイメージとして外に伝えるための土台になるからです。
選挙カラーは他の候補者より目立ち、アピールするためだけの色ではありません。
候補者自身がブレずに立つための軸を色という形で可視化するのです。
カラーリングオフィスでは、選挙におけるカラーを有権者に「見せる」ためだけではなく、候補者の思考と覚悟を整理するための戦略の一部だと捉え、カラー設計を行っています。
