「ホームページを変えたのに、思うような出来にならなかった」そんな経験はありませんか?
今回、大阪府豊中市で歯科医院を運営されている歯科すやま様より、配色がダサくて困っているとご相談いただき、カラープランニングをさせていただきました。
ご相談前の状況
歯科すやま様は、もともと既存のホームページをお持ちでした。
使用されていた色は
・ダークブラウン基調のデザイン
・一部にターコイズブルー
リニューアルにあたり
「よくある歯科のデザインにはしたくない」
「高級感・ニッチ感を出したい」
という明確な意図を持っておられました。
しかし、デザイナー様へターコイズブルーを主役にしたデザインへ変更依頼されたものの
「よくある青に見える」
「高級感がない」
「前の方が良い」
と、周囲からの評価は厳しいものでした。
その後もデザイナー様と何度もやりとりを重ね、試行錯誤するほどに「何が正解かわからない」状態に陥っていたそうです。
最終的に「配色はプロに相談すべきではないか」という結論に至り、当サービスへお問い合わせいただきました。
もともとのホームページ

ご依頼前のリニューアルしたホームページ

ご提案までの流れ
オンラインでプランニングを行うのですが、プランニング当日までに様々なヒアリングと分析をさせていただきます。
・言語化しきれない好みのキーワード抽出
・院長様のパーソナリティ分析(色の好みや医院の方向性分析)
・ターゲット分析
・現行のホームページの課題点分析
言語化できていない「なんとなくのイメージ」を整理し、色として設計していくプロセスが非常に大切です。
カラープランニングは、「誰に、どんな印象を持ってほしいか」や「事業の方向性・ビジョン」を明確に把握しないとできません。
イメージやセンスで色を選択するのではないのです。
プランニングの第一目的は美しいデザインを作るのではなく、ターゲットに視覚的に伝わる「色」を戦略的にデザインすることです。
ご提案内容
事前情報をもとに仮説を立て、大まかな色・テーマを決めてプランニング当日に臨みます。当日は院長様の言葉で再度お悩みやご希望をお聞きし、仮説にズレはないか、より詳細な言語化を行っていきます。
事前に立てていたプランは
[プランA]ターコイズとブラウン
[プランB]ターコイズとグレー
でした。
[プランA]ターコイズとブラウンは現行の配色をベースにし、課題と感じていらっしゃる点を加味して色の配分を変えるプランです。
[プランB]ターコイズとグレーは、院長様が大切にされている「洗練」「高級感」を意識して、スタイリッシュな配色でプランニングしました。
お話をお伺いした上で、事前のプランで進めることを決定し、細かい色の調整に入ります。
ここでブレてはいけない点は、「顧客様の属性」と「メイン事業」をどんな色に変換するかということです。
院長様のご希望や好みはお聞きしますが、それを主軸にはしません。
ホームページは個人の好みを反映するものではなく、「事業を表す」ものです。
届けたい人に伝わる色を設計していきます。
最終的には、やや明るさを抑えた深みのあるターコイズにミディアムグレーを合わせる配色に決定しました。
この2色でデザインを進めていただき、画面にメリハリを付けるため、アクセントカラーに「ライムグリーン」を追加しました。
デザインが単調にならない動きと新規性をプラスするご提案です。


結果と変化
2026年4月の時点では、ホームページはまだ制作途中ですが、
・配色の方向性が明確になった
・改善の判断基準ができた
・デザインの迷いが減った
といった変化が生まれたようです。
院長様にもご納得いただけるご提案となりました。
お客様のご感想
平成23年に作成したホームページにも随分お世話になりましたが、診療スタイルの変化やデザインの飽きで友人がHP制作の仕事をしていることもあって依頼することにしました。
高級感を出したい歯科のHPは例外なくと言っていいほどダークブラウンやブラック、グレーを基調としたものばかりです。
明るいポップなカラーや、淡いパステル調のものはファミリー層、一般受け層が良いのはイメージ出来ていますが、あえてこれらを外して、高級感、マニアック、ニッチ向けを目指したいと思いました。
旧ホームページはダークブラウン基調に要所にターコイズブルーが入っているデザインで決して嫌いではなかったのですが、あえてターコイズブルーを主としてダークブラウンをアクセントにしたデザイン変更を友人に依頼しました。
結果出来上がったものは、いくら僕がターコイズブルーだと主張しても一般の目には、また嫁さんにも「歯医者によくあるベタな青やん」「高級感がなくなったで」「前のほうが良かった」
と酷評でした。
海外のおしゃれなホームページでターコイズブルーとブラウンを組み合わせた日本的でないデザインを目指しましたが出来上がりがどうもかっこ悪く、くどくてまずそうなチョコミントみたいだと思っていました。
友人に相談しても言った通りにはしてくれますが、そもそもふつうのおっさんである自分にどうしたらかっこよくなるかのデザインセンス能力はなく、うるさく好き嫌いだけが言える困った依頼主になってしまい思考フリーズになっていました。
HP内容構成は自分で考えないといけないのですが、色調や配色についてはどなたかセンスの良い方、プロを探さないと駄目だという結論になり、様々な検索を経て青柳様のホームページにたどり着きました。
依頼に至るまでもしばらく躊躇して思考ぐるぐるになっていました。
勇気を出して相談させていただきましたが、ZOOMでの相談ではとても親切に、また自分が思う色の様々を口頭で述べているにもかかわらず、とても鋭敏に繊細に感じ取っていただき、改善案を提示していただく時間がとても新鮮で楽しく、もっと色の色々を学んで話をしてみたいと思う感想でした。こんなに色について話ができたのは初めてで有意義な時間でした。
主となるターコイズブルーは明るくするほど普通の青に近づいていきます。注釈を入れないとこれを見てターコイズブルーと言ってくれる人はいません。
自分の好みとして、渋さを出すためにややダークにする変更を提示していただけたのは良かったと思います。もうひとつの色をブラウンにするか、新たに提案していただいたクールに寄せたグレー背景のどちらを選択するか、またちょっと悩みましたが、デザイン素人にはターコイズとブラウンの扱いが難しく、日本人むけの配色にすることが一から全部依頼しないと我々には扱いが無理だという結論となり、ダークターコイズブルーとグレー背景の組み合わせをとすることに決定しました。多色にするほど難しくなるのは理解しましたが、アクセントとしてのライムグリーンは遊びのセンスもあり、とても気に入りました。
素人ではまったく思いつかない色使いです。
今後、数ヶ月以上かけて内容からリニューアルしていくつもりですが、いただいた提案を元に改善していくつもりです。
まだ完成していないのですが、現時点での感想は以上です、青柳様にはとても感謝しています。有り難うございました。
歯科すやま 院長 陶山公一様
ホームページの色決めは好みで決めたりデザイナーに丸投げではいけない
一見すると「色を決める」ことは誰でもできそうなことです。
しかし、事業の方向性やメッセージなど「言葉」を「色に変換」することは誰でもできることではありません。
ホームページの配色設計はセンスで決めるものではなく、言語化と綿密な組み立てがあってこそです。
多くの方が「センスの問題」と思い込んでいる配色は、論理的な根拠を持って組み立てられるのです。
美しいデザインはデザイナーのご専門であり、coloRing officeでは戦略的に色を設計することが専門です。
イメージや想いをお持ちのお客様とデザイナー様の架け橋として、言語化と色の世界観づくりのお手伝いをさせていただきます。
・新しくホームページを立ち上げる
・事業内容をリニューアルする
・ホームページの色の最適解が分からない
そんな方は、一度ご相談ください。
お客様の業界の色のイメージも考慮しながら、ご納得いただける配色のご提案をいたします。
「なんとなく違和感がある」状態を放置すると、誰にも刺さらないホームページになってしまいます。ホームページを資産として育てていくためにも、色決めを簡単に済ませないでくださいね。

