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「青」の色彩心理を徹底解説!性格からビジネスへの活用法まで

色は人に心理的なイメージを与えたり、生理的な反応を起こしたりします。色のイメージや感じ方から人の性格を推測することもできます。

色のイメージと人の心との関係を表す学問を色彩心理学といいます。

当記事では青の色彩心理―青のイメージや色の意味、青の性格―についてご紹介していきます。

青のキーワード

誠実、信頼、知性、冷静、スマート、さわやか、クール、落ち着き、思考力、正確、真面目、思慮深い、責任感、忠誠心、鎮静、清涼、内向、憂鬱、寂しさ

青系の色名

空色、瑠璃色、群青色、花色、甕覗(かめのぞき)、濃紺、青褐、コバルトブルー、ロイヤルブルー、ウルトラマリンブルー、インディゴ

 

青のイメージ

寒色系で冷たさを感じる青は、さわやかですっきりとした色。青空や海の自然の青のイメージから、自由で開放的なイメージもあります。

暖色の外向的なエネルギーに対して内に向かって内観していくような、冷静さや落ち着きを表す色でもあります。

青は世界中で好まれる色で企業のコーポレートカラーにも多く採用されており、誠実さや堅実性を伝える色として企業のイメージアップにも貢献しています。

その反面マリッジブルーの言葉のように、憂鬱さや意気消沈といった悲しみを表す色としても使われます。

 

青の基本的な性格

強み

コツコツと継続して積み上げていくことが得意で、何事も着実に進めていきます。

衝動的に行動することがなく、自分を律する力を持っていたり、論理的思考力が高かったりします。

順序立てて考える、合理的な判断をする、思考を言語化してアウトプットすることも得意です。

弱み

クールな人という言葉がある通り、感情を表に出さないので時に冷たい印象を与えます。

思考力が高いがゆえに考えすぎて行動が止まる・遅くなることもあるでしょう。

感覚的に話されるのが苦手で、話の筋が見えないこと、具体性のないことには理解に苦しみます。

 

青が気になるとき

落ち着きたい

気持ちがいら立って落ち着かないときや感情が昂っているときに、頭をクールダウンする意味で、青の冷静さを欲します。

きちんとやりたい

タスクをたくさん抱えてどれもが中途半端になることを嫌うのが青の性格。きちんと手順を整理して細部まで抜けがないようにしたいときにも気になる色です。

「ねばならない」に追われている

責任感が強く規律正しくいようとすると、「ねばならない」思考に陥ることがあります。そんな時も青で自分を追い込もうとする傾向にあります。

 

ビジネスシーンで青を活かすには

誠実さを演出する

ビジネスコミュニケーションで欠かせない誠実さを表すには青系がベスト。スーツやネクタイで取り入れることで、誠実な印象を与えることができます。

感情に左右されない

感情的になりやすいときには、青のものを見ることで冷静さを取り戻します。感情論ではなく客観性を重視したいときにも有効です。

継続力を身につける

同じ作業を淡々とこなすことは青の性格をもつ人が大得意です。くり返し継続する力を着けたかったら、カラフルな色使い(とくに暖色系)は避け、クールな色を意識的に使ってみましょう。

正確性が問われる作業をする

数字を扱うこと、計算をすることなど、ち密で正確性が問われる作業のときには環境そのものに青があるといいでしょう。調査や分析といった思考力が問われる仕事にも向いています。

土台を固める

整えて整理することが得意なので、マニュアル作りなど基盤作りやルール作りをするのも青が力を発揮します。

 

「水色」のイメージと性格

青以上にさわやかで軽やか、青が「冷たい・冷感」に対して、水色は「涼しい・涼感」というイメージです。実際、夏物の小物や寝具では、涼を感じさせる水色が多く採用されています。

パステルブルーの色なので、優しくて可愛らしいを与えますが、ピンクほど甘さを感じません。上品で控えめ、おとなしい色と言えるでしょう。

 

「ネイビー」のイメージと性格


青に黒が混ざったネイビー・紺色は、青と黒、両方の意味(色彩心理)を合わせもっています。

深い海の底の色でとても静か、内観や思慮にふける意味があります。誠実さと堅実さ、きちんと感からさまざまな制服に採用され、真面目な印象を与えます。

ファッションでのネイビーは、白・黒・グレーのようなベーシックカラーと同様に、どんな色にも合わせやすい色として使われています。

 

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