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「黄色」の色彩心理を徹底解説!性格からビジネスへの活用法まで

色は人に心理的なイメージを与えたり、生理的な反応を起こしたりします。色のイメージや感じ方から人の性格を推測することもできます。

色のイメージと人の心との関係を表す学問を色彩心理学といいます。

当記事では黄色の色彩心理―黄色のイメージや色の意味、黄色の性格―についてご紹介していきます。

 

黄色のキーワード

明るい、元気、希望、楽しい、楽観的、機敏、ユーモア、インスピレーション、ひらめき、表現力、創作力、会話力、知的好奇心、派手、目立つ、注意、わがまま、子どもっぽい、神経質、自己中心的

黄色の色名

菜の花色、鬱金色、刈安色、山吹色、黄金色、辛子色、卵色、鳥の子色、練色、象牙色、枯草色、レモンイエロー、カナリア、ミモザ、ブロンド、ジョンブリアン、アイボリー、ストロー、カーキー※、アンバー

 

黄色のイメージ

白の次に明るい色の黄色は、光や太陽のイメージから、明るさ、陽気、希望といったキーワードが結びつきます。前向きで物事を楽観視し、楽しい気持ちにさせてくれる色です。
また注目されたいという思いや個としての主張を表す色でもあり、個であるがゆえに自己中心的という意味も持っています。
黄色は自律神経を刺激し、笑いを生み鎮痛効果があるといわれています。
暖色の色で目立つ色でもあることから、黒と組み合わせて注意標識として使われます。

 

黄色の基本的な性格

強み

知的好奇心が旺盛で、次々と興味惹かれるものに出会っていきます。頭の回転が早くて話題が豊富、会話のセンスがありユーモアに富んでいておしゃべりが大好きです。
ひらめきから新しいことを創造するのが得意で、おもしろいアイデアを期待されることが多いでしょう。

弱み

好きなことにはとことん夢中になりますが、嫌いなこと・興味がないことには一切目が向きません。勉強で例えるなら、得意科目はズバ抜けて点数が良いのに、苦手科目はからっきしだめ。(本人はさほど気にしていませんが)
良い点でもあるマイペースさは、ときに周囲の人をはらはらとさせてしまいます。

 

黄色が気になるとき

好奇心旺盛

何かやりたいことがあるのではないでしょうか?知りたい、学びたい欲が溢れているときに黄色が気になります。学びたいことを心から面白そう!と感じています。

注目されたい

人の注目を集めたいときにも気になる色です。派手で目立つ黄色は、アイドル性を表す色ともいわれています。すでに注目を浴びているので興味が湧いているとも考えられます。

好きなことをしていたい

好きなことを心赴くままに取り組む性格をもつ黄色。そこに引かれている状態です。
もしかすると他に何かやらなければならないことがあり、現実から逃げているのかもしれません。

 

ビジネスシーンで黄色を活かすには

会話を弾ませる

楽しいおしゃべりを促し、口を滑らかにしてくれます。気軽に誰とでも分け隔てなく会話をしたいときに有効です。軽々しくなりすぎないように注意。

人を笑顔・明るい気持ちにさせる

明るい色を見ると人は明るい気持ちになりやすくなります。黄色は笑顔を生む色なので、見た人の幸福感が高まり前向きにさせます。

アイデアやひらめきを与える

企画を考えるとき、新しい視点からのアイデアが欲しいときに、ひらめきやすくなります。1人で考えるよりも人と話し合う中でどんどんとアイデアがわいてきます。

積極的に学ぶ

知的好奇心旺盛な色なので、積極的に学びたいときや学びを愉しみたいときにおすすめです。他人から薦められるよりは自分から学びの対象を見つけた方がやる気が増します。

仕事を楽しむ

どんなことでも面白がれるマインドを持つ黄色。一般論での面白い、面白くないではなく、自分視点での面白さを発見できます。仕事をゲーム感覚で楽しめる才能があります。

 

※カーキーは迷彩柄のグリーンのことを指す色名として定着していますが、JIS規格では黄色の分類になっています

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