色は人に心理的なイメージを与えたり、生理的な反応を起こしたりします。色のイメージや感じ方から人の性格を推測することもできます。
色のイメージと人の心との関係を表す学問を色彩心理学といいます。
当記事ではオレンジの色彩心理―オレンジのイメージや色の意味、オレンジの性格―についてご紹介していきます。
オレンジのキーワード
暖かい、外向的、積極性、仲間、社交性、楽しい、元気、陽気、楽観、成功、達成、勇気、チャレンジ、親しみ、寛大さ、気前のよさ、好奇心、喜び、豊かさ、食欲、大衆、庶民、強引、おせっかい、自慢
オレンジの色名
柿色、杏色、橙色、柑子色、黄丹、赤朽葉、樺色、マンダリンオレンジ、キャロットオレンジ、ピーチ、アプリコット、タンジャリン
オレンジのイメージ
熱い炎の赤に対して、ぽかぽかとした陽気を感じる陽だまりのような暖かさのオレンジ。こたつに人が集まるように、オレンジは自然と人が集まってくるイメージです。そこから転じて仲間やチームといった集団のキーワードが連想されます。
オレンジ系の色は自律神経を刺激し、食欲増進や健康増進を促すといわれています。食べ物の色もオレンジ系の暖色が多く、食欲と結びつきやすくなっています。
オレンジの反対の色は青。反対の色どうしの組み合わせは互いの色が目立ちやすいので、海上で使用する救援・救難の色はオレンジが採用されています。
オレンジの基本的な性格
強み
社交的でコミュニケーションが抜群。人当たりも温かで、気がつけばたくさんの人に囲まれているようなタイプです。いつの間にかリーダー的な存在になって、人を引っぱっているかもしれません。人脈が広く、オンラインよりもリアルな繋がりを大切にします。
弱み
人と集まって盛り上がることが大好きですが、他人からは騒々しいイメージを持たれやすいです。関わった人は皆仲間とばかりに気軽に声をかけますが、人付き合いが慎重な人は断れず困ってしまいます。人とのつながりを感じなくなると、存在価値を無くしたようで寂しさを募らせます。
オレンジが気になるとき
社交的になりたい
人見知りを克服したい、誰とでも気軽に打ち解けるようになりたいと思っているときに気になる色です。人と関わることが大好きな人もオレンジが気になります。
チャレンジしたい
今までとは違うことに挑戦したり高い目標を掲げたときに気になるオレンジ。達成=成功のイメージが強いと、ゴールドが気になる場合もあります。
自信を無くしている
オレンジに興味があるときのポジティブな感情は、チャレンジ意欲があり、もっともっとやればできるという向上心の表れです。それがネガティヴに出ると、やれなかった自分、達成できなかったことへの自信の無さとして表れます。
ビジネスシーンでオレンジを活かすには
コミュニケーション力アップ
交流会など人と話す機会が多く、積極的に人と関わりたいときに。コミュニケーション力抜群のオレンジがあると、自分も周囲の人も明るく楽しい気分になり、活発な交流が生まれます。営業や接客で活用するのがおすすめです。
人脈を広げる
コミュニケーション力が高いオレンジの特徴を活かして、人脈を広げたいときに使うのもおすすめ。形式的ではなく一歩踏み込んだ会話で、一体感や連帯感を増し人脈につなげていきます。人と会うための行動力はいといません。
親しみを演出する
職場の仲間、ビジネスパートナー、顧客との関係の構築で、親しみやすさを出したいときに。カジュアルでフランクな関係性を築けます。オレンジを身につけるのに勇気がいるなら、パステル系のオレンジでもいいでしょう。気軽に話しかけてほしいときにも効果的です。
チームを率いる
ひとりで突っ走るリーダーではなく、仲間を大切にしながらチームで一丸となって取り組むことにやりがいを感じるリーダーの色です。仲間に勇気を与えるモチベーターになれますが、目標を高く掲げすぎることがあります。チーム内でプレッシャーを感じる人がいないか気をつけてください。
目標を達成する
高い目標に向かって邁進する力を与え、自分の力で成功をつかみとる馬力と貪欲さを発揮します。オレンジの物をお守り代わりに持ったり、目標にしていることをオレンジの文字で書いてみるのもいいでしょう。たとえ負荷のかかる目標でも前向きに取り組む姿勢に周囲の人が励まされます。
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