2023年1月6日(金)、東京都内にあるフォルボフロアリングB.V.日本支店様にてセミナーを開催させていただきました。
フォルボグループ様はスイスに本社があり、全世界150ヶ国以上の営業所をもつ会社です。
今回、3年ぶりにアジア圏のマネージャーが日本に集まることになり、交流を深める目的で「カラーコミュニケーション」のセミナーをご依頼いただきました。
共通言語は英語ということで英語でのプレゼンテーションです。
セミナー概要
■セミナータイトル
「Color Communication」
■セミナーの目的
色を介して互いの個性を認め合い理解することで、よりコミュニケーションが円滑になることを目的としています
■内容
1)色彩心理とは
色の感じ方と性格について
好きな色と性格について(自己紹介を交えて)
2)色彩心理性格診断
色タイプ別の性格の特徴を理解する
3)ディスカッション
タイプの違い、ビジネスでのアプローチの違いを理解する
4)まとめ
(約3時間半の内容です)
国を越えても共通言語として使える「色」
参加者は韓国、香港、オーストラリアなど文化が違う国々の方。そのため、色に対する文化的な背景は異なる点があります。
香港では白はお葬式の色でもあり、おめでたい時には着用しない、韓国は日本と似ていて結婚式でも白を着用する
紫は高貴な色として使われる、黄色は政治的な意味を表すので使わない、新年は親族で同じ色の服を着る
など、その国ならではの特徴をお話いただきました。
一方で、どんな国であっても共通して感じる色のメッセージがあります。(それが色彩心理)
オレンジの性格の人はコミュニケーション力が高く、青の性格の人は思考型タイプ
ピンクの性格の人は優しく人のために尽くすタイプ
というように、国も年齢も性別も関係なく性格とタイプを分析することができます。
色とタイプの解説をすると、その場にいない人であっても「あの人はこの色のタイプだろう」と皆さんでお話されていたのが印象的でした。
色彩心理を活用したカラーコミュニケーション
色とタイプ、それぞれの性格の特徴や価値観を理解するために、ディスカッションを行いました。
何か購入するときには、機能や利便性といったスペックを重視するのか、デザイン性を重視するのか。
タイプによって見る視点は全く違います。
それが分かれば、どんな切り口で商談を進めるとスムーズなのか、どんな言葉が心を掴むのかまで分かってくるのです。
企業セミナーですのでビジネスで使えるテーマを扱いましたが、色彩心理を活用したカラーコミュニケーションは、人間理解のための原点ともいえます。
色彩心理で自分の本質に気付き、自分と他者との違いを認め合うことで、より良いコミュニケーションを育むことができるのです。
日本支店代表の宮田様からもこんなお言葉をいただきました。
この知識は、より良い仕事をしていくため、自己、そして社内メンバー間の理解を深めるのに、有効だと考えております。
近すぎて、相手の人となりを客観的に理解するのを、忘れていると感じています。
社内コミュニケーションの円滑化にカラーコミュニケーションをご活用いただけましたら幸いです。
この度はご依頼いただきありがとうございました。
日本支店の方とアジアマネージャーの皆様と
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英語でのセミナーも承っております。